2021.04.02ゆめぱレット「i心(あいあい)講座」リモート開催
■日時:2021年4月2日(金) 19:30~21:00
■場所:アトリエ柿本
■内容:テキスト/イソップ寓話集 山本光雄/訳 岩波文庫 赤-103-1より
〇「狐と鰐魚」〇「狐と犬」
■参加者:5名
■参加費:会員100円/未会員300円
北海道のメンバーとの久しぶりのリモート開催です。
準備の様子。LINEでしますか? ZOOMにしますか?
LINEでスタートしましたが、音声がブツブツ切れてしまったので、ZOOMにチェンジすることになりました。
■「狐と鰐魚(わに)」
狐と鰐魚が自分たちの先祖の話をしていた時の話です。が、…ワニを漢字で書くと「鰐」です。それなのにその漢字の後ろに「魚」という字がくっついているのは何でだろう?
「因幡の白兎」に出て来る「ワニ」はサメ又はフカだと言われています。それと関連付けると鰐魚もワニ(クロコダイル)かサメなのかな…と参加者は悩みます。
この講座では訳者の違う2冊の本を使っていますが、読み比べてもあまり違いがありませんでした。 ウ・・・ン。
そんな時に以下のHP.が見つかりました。
https://ameblo.jp/aesop-douwa/entry-10180905033.html
このHP.に書かれていたお話を読んだら「何と、そうなのね!」という話になりました。
二つ目のお話に気持ちよく移れます。
■「狐と犬」
羊の群れの中にもぐりこんだ狐と羊を守る番犬のお話です。「嘘がばれるのは何故?」という話で盛り上がりました。参加者それぞれ自分を振返ったら「嘘をついた」ことも「嘘を見破る」ことも経験済みです。その経験を持ち寄ると嘘がばれる時の条件が見えてきます。
北海道のメンバーが一言。「今日のイソップの話は自分の経験と重ねて考えるとどうなるのかな・・・?」と。
その言葉をきっかけにメンバーの悩み事が引っ張り出されるように出て来ました。するとイソップの話を引用した意見交換で盛り上がり、「目的を見失わないようにという気持ちが大事だ」という言葉で締めくくられました。
悪巧みを見過ごさない、嘘を見破るには経験と洞察が必要です。でも生きていく根底には「どう生きるのか」という意志が重要かもしれません。その意志を支えるものは「生きる目的」かもしれません。
そんなことを考えさせられる貴重な時間となりました。有意義な時間でした。
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