2021.08.07 i心講座(あいあいこうざ)
■日時:2021年8月7日(土) 18:30~20:00
■場所:柿本アトリエ
■内容:テキスト/イソップ寓話集 山本光雄/訳 岩波文庫 赤-103-1より
〇「人殺し」〇「不可能な事を約束する人」
■参加者:7名
■参加費:会員100円/未会員300円
愛知県厳重警戒措置により活動センターの利用時間が制限されており、今月も「i心講座」はアトリエ開催となりました。
講座の内容は変わりませんが、8月は「とよたつながる博」イベントとして第1回目なのでアトリエを「とよたつながる博」仕様にするための準備が必要でした。
緑色のポスターは涼しげでいいですね~。
■代表あいさつ
いつもは講座なので代表あいさつはありませんが、「とよたつながる博」イベントとして開催するので、代表小林佐椰伽のあいさつからスタートしました。
代表 小林佐椰伽「i心講座はイソップのお話をみんなで読んで、いろいろなことを話し合いながら自分の心に気がついていただけたらいいなぁと思います」
■「人殺し」
ファシリテーター:中京大学斉藤ゼミ 山口舞
人殺しの男が追手から逃げるのですが、狼に出会い、木に登ると大蛇に出会い、河に飛び込むと鰐に出会いとうとう食べられてしまうというお話でした。
なんだか物騒なタイトルなこのお話、最初に出たのは「因果応報だよね」というところから話が始まりました。
「人はやがて死ぬけど、どう死ぬかが大事だと思う」
「人殺しの経験はないけど、ちょっと似たようなことがあったな・・・」
「この男は逃げたから死んでしまった。ちゃんと自分と向き合わないとダメだ」
等々、色々な意見が飛び交いました。
■「不可能な事を約束する人」
ファシリテーター ゆめぱレット 小林識史
病気になって医者に見放された男が神様に「助けてくれたらたくさんの貢物をする」と祈りました。それを聞いた妻が「どこにそんなお金があるのか」と聞くと、「お前は神々がそれらを私から要求なさるためになんか、私は快くなるんだと思うのか」と言ったお話でした。
最後の男のセリフの理解が進まず、
「・・・読み取りにくい文章だね」「何が言いたいのか良く分からない」
というところから話が始まりました。
「神様は男が貢物を踏み倒すつもりなのをわかってる?」
「すでに病気をあきらめているのでは?」
「神様に交換条件を出すのはなんか違う気がする」
等々、こちらも話し合いが進み
最後は「頼むときは自分から先に何かを差し出しましょう」というところでオチがつきました。
今回は初参加の方もいらっしゃいましたが、とても楽しんでいただけたようで嬉しかったです。
最後に皆さんの感想です。
・欲しいときは自分からのアクションが大事
・山口舞さんのファシはとても癒されました
・「自ら行動すると必ず何かが返ってくる」「逃げないこと」の2つを学ばせてもらいました。
・イソップ寓話を通じて体験を共有して自分自身の気づきのある、講座になりました。
・いつもと比べるとみんなエネルギッシュだなぁと感じた
・逃げちゃダメ。自分に向き合おうと思います。
・不安は持ってても大丈夫。自分から動く、人をフォローする。大事なことを学べました。
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